6月初旬はノルウェーでの公演とワークショップに行ってきます。PIT(ポルスグルン国際演劇祭)に参加します。オスロから南へバスで約2時間、ポルスグルンという街へ。招待作品は、舞踊家・三浦一壮さん率いる劫の実験室「生滅流転」。昨秋11月、ペルーのクスコで上演された作品です。クスコとは全く違う土地で、楽しみです!
89歳の伝説的舞踏家の世界へ…この公演では、戦いに敗れ海に沈んだ若き天皇とその一族の悲劇を描いた壮大な平家物語が語られる。 慢心が招いた政治権力からの転落の物語である。
中世の日本の物語を、琵琶奏者と3人のダンサーが演じる。 現在進行中の紛争を背景に、パフォーマンスは問いかける: 「私たちはどこへ行くのか?」
ダンサーたちは私たちの目の前で動き、変身し、絶え間なく変化しながら、より大きな物語を喚起する。 大海原に浮かぶ泡のように、私たちが存在する時間は短い。
「淀んだ水の中の泡は、生まれては消え、生まれては消え、決して止まらない。 人間も同じだ。」